来院のきっかけ

根岸にお住いの３０代女性　Aさん

半年前に双子を出産されたお母さんです。 産後から腰痛、股関節痛、肩こりが辛くなり来院されました。 特に腰痛は妊娠前からあったそうですが、出産後は１０分以上椅子に座り続けられないほどひどくなってしまったそうです。

初めて来院されたのは産後２ヶ月頃、４ヶ月ほど前でした。

検査

検査としては「腰椎・骨盤に歪みあり」とでます。体のねじれもあり左足が１cm短くなっています。下部腰椎、腸腰筋などにも痛みが出ており下半身にかなり負担がかかっているようです。

施術

全身の筋肉・骨格調整を行った後、腰椎・骨盤矯正、頚椎調整、頭蓋骨調整を行います。 ブロックを利用して体のねじれを取っていきます。

１回の施術で左右の足の長さはぴったり揃いました。 施術後、肩こりと腰痛は消失し、痛みの出ていた右股関節も位置調整することによって痛みは無くなっています。

経過

２回目は５日後にお越しになりました。 お身体の状態を伺うと３日ほどはとても調子が良かったとのこと。椅子に長時間座っていても痛みが出ることはなかったのですが、若干の戻りがあったようで、でも以前に比べると全然マシとのことです。股関節の痛みは全くありません。 検査をすると「腰椎の歪み」はなくなり、「骨盤の歪み」のみ出ています。前回と同じ施術を行います。

Aさんには計４回の施術で全ての検査が陰性となりました。体の捻れもなくなり骨盤の歪みも整い、足の長さもぴったり揃っています。

どこにも痛みはない上に、椅子に座った感じも以前と違っていて、骨盤の上にちゃんと体が乗っている感覚があり、脚を組むクセもなくなったそうです。 骨盤が正しい位置で安定したので、脚を組まなくても済むようになったのでしょうね。

その後もAさんは真面目にメンテナンスに通われました。月一で通院され、産後６ヶ月が経過した前回で、とりあえずの卒業となりました。 産後はホルモンの影響で骨盤周りの靭帯が柔らかくなっているため骨盤矯正が行いやすいとよく言われます。しかし反面、歪みやすいということでもあります。子育てはお母さんにとってかなり体に負担をかけます。無理な体勢で抱っこしたり、長時間の添い寝など骨盤を歪める要因はたくさんあります。一度骨盤を安定させたと言っても安心はできません。

ホルモンの影響は産後６ヶ月続くと言われています。骨盤矯正後も産後半年経過するまでは定期的なメンテナンスをお母さまにはオススメしています。